伊万里市と相田町の公立病院統合計画の基本認識の誤り・・2百床を超える病院なら建築だけで60~70億円かかるという議会質問から相変わらず豪華病院建築志向が推測される・・



『伊万里市と有田町の公立病院統合計画の 基本認識の誤り・・二百床を超える病院なら、建設だけで六十-七十億円かかるという議会質問から 相変わらず豪華病院建築志向が推測される・・・ 

総事業費は 年間医業収入の範囲内でなければならない。開設主体も団体から切り離して 独法 非公務員型でなければ 起債できないのではないか・・ 

毎年の 一般会計からの繰り出しも 不採算医療の説明が明確でなければ 認められない事になろう 

過去の不良債務を 第5次健全化計画により解消できなかった 団体の 新事業計画の信頼度は低い! 

両市の 利害の調整は 長期に渡る可能性があり 地元利害関係者を排除した 第3者委員会で結論出す方式でなければ 困難である』 


佐賀県/探・さが2007=伊万里・有田の新公立病院 負担割合、新たな課題に 財政深刻な両市町 厳しい交渉は必至 
2007.10.11西日本新聞   
 ●両議会「できるだけ少なく」 

 伊万里市と有田町の公立病院統合計画は、新病院の建設場所が「市町境界の有田町側」に決まったが、今度は建設・運営費での両市町の負担割合をどうするかという課題が浮上している。財政の硬直度を示す経常収支比率が県内最悪の有田町と同ワースト2位の伊万里市とあって、新たな負担が膨らめば、財政健全化の成否をも左右しかねない。開業予定の二〇〇九年四月まで残された時間が少ない中、互いに負担を抑えたい両市町の厳しい交渉が予想される。 (伊万里支局・末広浩) 


 ■基準複数 

 新病院は、共に老朽化した伊万里市立市民病院(六十四床)と有田町立有田共立病院(百六十五床)を統合し、同町二ノ瀬に建てる。懸案の建設地は両市町が折り合う形で九月に決定した。 

 新たな課題は、新病院の建設費(用地代含む)と施設運営費の負担割合をどうまとめるかだ。 

 割合を決める基準には、(1)人口に比例させる「人口割」、(2)負担を同一とみる「平等割」、(3)現在の両病院のベッド数に応じた「病床割」、(4)利用患者の人数や診療報酬点数で換算する「利用割」-などがある。 

 両市町はこうした基準を組み合わせ、建設費と運営費の負担割合を決める予定。既に両者間で内々の交渉が始まっているが、双方の主張には相当開きがあるという。 

 ■ワースト 

 交渉の難航を予想させる数字がある。県が発表した二〇〇六年度の県内市町決算によると、両市町の経常収支比率は有田町が102・8%、伊万里市が100・2%。同比率は75%以下が望ましいとされ、高いほど一般財源に余裕がないことを意味する。つまり新病院建設は、県内でも財政が厳しい自治体同士の共同事業となるのだ。 

 このため、負担割合の行方には両市町議会も注目。九月議会の一般質問でも「二百床を超える病院なら、建設だけで六十-七十億円かかると思うが、負担はどうなるのか」(伊万里市議)「できるだけ(わが町の)財政負担のない方法で」(有田町議)と執行部は厳しい突き上げを受けた。 

 伊万里市議の一人は「人口割一つをとっても単純計算なら、伊万里は有田の二・七倍。だが、市北部の市民の多くは今でも唐津市の病院に行っている。過剰な負担は許されない」と指摘する。 

 ■別の鬼門 

 加えて伊万里市にはもう一つ鬼門がある。統合対象である現市民病院の累積債務問題だ。 

 新病院への統合は負債解消が前提となるが、市は九月議会で、返済すべき累積債務は約五億八千六百万円と公表。市民病院の不動産を売却できなければ、一般会計で負債の一部を肩代わりせざるを得なくなる恐れもあるという。 

 開業予定まで一年半。負担割合が決まらなければ、新病院の運営に当たる一部事務組合の設立や用地買収はできない。両市町は十月中にも協議をまとめたい考えだが、双方の住民を納得させられる成案を見いだすのは容易ではなさそうだ。