「近江八幡医療センター 新規分娩見合わせ 医師不足 来年見通し立たず・・産婦人科医3人が2人体制 整形外科医6人から3人体制へ」


『近江八幡医療センター 新規分べん見合わせ 医師不足 来年見通し立たず・・産婦人科医3人が2人体制 
整形外科医6人から3人体制へ』 


2007.07.15中日新聞   
 【滋賀県】近江八幡市立総合医療センターが産婦人科常勤医の退職と異動で医師不足となり、六月末から新規患者の分べん予約を受け付けていないことが分かった。非常勤医の確保で年内の予約済みの分べん約260件は対応するが、来年一月以降に医師が確保できない場合、分べんは中止せざるを得ない状況という。 

 センターと市によると、これまで産婦人科の常勤医は三人態勢だった。うち副部長の男性医師が十五日付で依願退職、女性医師は来月から県内の別病院へ異動することになった。 

 このため、今月一日、別の男性医師を副部長で招いた。だが、常勤医二人では分べんに対応できる宿直態勢がとれず、新規の受け入れを見合わせることにした。妊娠検査などの新規外来は受け付ける。 

 八月から非常勤医二人を確保して対応するが、いずれも来年以降の勤務は困難という。京都府立医大や滋賀医大などに派遣を要請しているが、見通しは立っていない。 

 センターは切迫流産や逆子、帝王切開などリスクがある妊産婦を受け入れる東近江地域の中核施設。三月には彦根市立病院が産科医不足で分べんを中止しており、県内の産婦人科診療は深刻化を増しそうだ。 

 平野幸男事務長(56)は「新たな医師を確保し、分べんが継続、再開できるよう全力を尽くしたい」と説明。センターでは整形外科でも十月以降、六人態勢から三人に減る見通しで、医師不足が顕在化してきた。(松瀬晴行)